キャストと共に大ヒットを祝おうと駆けつけた満員の観客に大きな拍手で迎えられ、「ひろがるスカイ！プリキュア」から関根明良さん、そして映画オリジナルキャラクターを演じた坂本真綾さん、種﨑敦美さんが本作のイベント初登壇いたしました！

20周年記念作品として公開され、プリキュア映画史上最高の興行収入達成も見込まれるほど、快進撃を続ける本作。MCよりまず関根さんに対し、大ヒットしての周囲からの反応について伺いました。「友人たちからポスターの前で撮ったお子さんのお写真や、複数回観に行った報告をたくさん聞きました。大ヒットのネットニュースをみて『すごいことになってます！』とマネージャーさんと盛り上がっておりました！本当に幸せな気持ちにしていただいて、感無量とはこのことかと感じました」と大ヒットの喜びを噛み締めている様子。リピーター続出で話題の本作、会場には本日で鑑賞29回目というファンの姿もありました！

続いて、映画オリジナルキャラクター、シュプリーム/プリムを演じた坂本さんとプーカを演じた種﨑さんに対し、映画の感想について伺いました。坂本さんは「たまたま試写室で種﨑さんの隣の席で見て、アフレコしていた時にも全体をわかっていたつもりなんですが、音楽がついて、全員の声が入ると、キュアシュプリームの歩く音や、知らなかったこともいっぱいあり、すごく新鮮な気持ちで見れました。この時間によくこれだけのものが入っているな、と。もうお腹いっぱい！と同時に、もう1回見たいって思える作品だったので、何回も見てる方がいるのはそうだよねってほんとに思います」とリピーターに共感。種﨑さんは、「アフレコの時から激アツ！とは思ってたんですが、実際完成したものを見ると、胸アツMAX！で思わず泣いてしまいました」と込み上げる思いを語り、関根さんは「音や色がついて作品が完成すると、プリキュア新参者の私ですら、この一体感がプリキュアだなと思ったので、今までずっと大好きなプリキュアがいる皆様にとっては、知っていれば知っているほど楽しい映画になっていると思います！」と熱い思いを明かしました。

大ヒットを経て、満を持して登壇した声優キャストおふたりに対する質問は続き、オファーがきた時の気持ちについて坂本さんは「実は今作の悪役です、と聞いたとき最近は悪役が多いので納得…という気持ちだったが、台本を読み進んだら『私、プリキュアになるの？』と気付き、とても驚きました」と率直な感想を述べ、「すごく難しい役だと聞いていたが、みんなと途中まで行動を共にする中で、（自分が敵キャラだと）ネタバレしないように現場で監督に一つ一つ確認しながらアフレコに挑みました」と収録時のエピソードも。さらにキュアシュプリームの存在について、「“プリキュアって何”という原点のテーマのために必要な、本当のプリキュアとは真反対の人物ながらも、悪いことをしようと思って出てくるのではなく、すごく大きな役割があるんだろうなとは思っていました」と役作りに込めた想いを明かしました。
種﨑さんは「妖精さんって思っていたら『あれプリキュアに変身してる…！』二度美味しく、さらに20周年記念作品の重要な役をやらせていただき、光栄だなと思いました」と喜びを語りました。
さらにキュアシュプリームの強さが印象的だったと語る3人。アクションシーンについても「あれだけ強いから脚の筋肉がすごいなと思ったの」（坂本さん）と筋肉ネタについて盛り上がり、会場も笑いに包まれました。
そんな2人との共演について関根さんも、「共演でお二人の名前を拝見した時、驚愕でした。お二方の作品をずっと観ていましたので、役者だから浮ついた気持ちになってはいけないぞ、という気持ちで臨みました」と憧れの声優陣との共演に喜びを隠せない様子。さらに坂本さんと同じブースでの収録時、「鳥肌が立った。強大さ、偉大さが、ビリビリと肌に感じ、貴重な経験をさせていただきました」と振り返りました。

さらに本作で初めてプリキュアになってみての感想を聞かれると、坂本さんは「恐縮です、という気持ちですが、ラストの二人のシーンが大好きです。この役は皆さんに受け入れていただけるかすごく心配だったんです。最後プーカが手を握ってくれた時に胸がギュッとなった、そういう感情って初めてだったんだろうなという気持ちになりました。みんなの記憶に残るプリキュアの一人として歴史に残れたら嬉しいです」と思っております。続く種﨑さんは、最後のシーンのト書きが、“新しい世界に立つ、ふたりはプリキュア”であったことを明かし、「この素晴らしい最後のシーンのト書きを読み、思うままに演じた声でOKをいただけたのが嬉しかったです」と今までベールに包まれてきた自身が演じるキャラクターについて存分に語り、強い存在感を放った両キャラクターについて関根さんも「今年20周年記念ということで、ずっと繋がれてきた歴史が詰まった映画ですが、最後のキュアシュプリームとキュアプーカの黒と白の姿が、「ふたりはプリキュア」を彷彿とさせるようなシーンで終わるのが本当に今回の映画ってすごいなと思いました」と語り、共感するお客さんの大きな拍手に包まれました。

改めてプリキュアについてどう思うかと質問がされると、坂本さんは「プリキュアと相対する存在を演じたからこそ、“強さってなに”と改めて思い巡らすことができる存在。ずっと成長を見守ってくれている存在、友達。なのかなと思います」、種﨑さん「なぜか憧れてしまう、そう思わせてくれる何かがある存在です」とそれぞれが思い思いに答え、現在もテレビアニメでプリキュアを演じている関根さんは「私にとって共に挑んでいく存在。彼女と出会ってから色々な経験を重ね、このように皆様の前でご挨拶できることは本当に幸せだと思っているので、これからも彼女と一緒に精一杯頑張っていきたいなと思っております。」と力強く答えてくれました。

最後にキャストを代表して、関根さんは「ご来場いただきありがとうございます！本日初めての方も複数回見てくださる方もいらっしゃいますが、たくさんの思いが詰まった映画ですので、色々なところを見逃さず、楽しんで頂けたらと思っております。これからもプリキュアたちを応援してあげてください！本日はありがとうございました」と熱いメッセージで締め括り、イベントは大盛り上がりの中、幕を閉じました。