イベント
映画完成後、初お披露目となる本日、ステージには、プリキュアにパワーを送る応援アイテム、《復活!ミラクルライト》の巨大モニュメントが飾られ、たくさんのファンで満席となった会場は、ゲストたちの登場を今か今かと待ちわびる空気で包まれていました。
いよいよイベントがスタートすると、まず初めに「ひろがるスカイ!プリキュア」の声優キャスト、関根明良さん、加隈亜衣さん、村瀬歩さん、七瀬彩夏さん、古賀葵さんが登場!そしてキュアスカイ、キュアプリズム、キュアウィング、キュアバタフライ、そして本日初お披露目となるキュアマジェスティも登壇!
冒頭挨拶で、キャストそれぞれがプリキュアと一緒に名乗りを披露。10日(日)のテレビ放送でプリンセス・エルがキュアマジェスティに変身することが明らかになり、話題となっていたキュアマジェスティの名乗りを古賀さんが初生披露すると、会場が歓声に包まれました。
さらに、菱川花菜さん、ファイルーズあいさん、日高里菜さん、三森すずこさん、小原好美さん、本泉莉奈さん、藤田咲さん、嶋村侑さんが登壇し、挨拶とともに歴代プリキュアの名乗りを披露した。
シリーズの垣根を越えてプリキュアが手を取り合いドキドキワクワクの大冒険をする、“ドリームチーム”の活躍は20周年記念映画である本作の大きな魅力の一つ。続いてのトークパートでは、本作のタイトルになぞらえて“F”にちなんだトークテーマを設け、チームごとに劇中さながらのチームワークでトークを繰り広げた。
まずはキュアスカイチーム:トークテーマは「Friend(フレンド)=友達・仲間」。
「記念すべき20周年に全プリキュア78人が大集合する本作ですが、シリーズの垣根を越えて共演してみていかがでしたか?新しく出会った友達に対して感じたことはありますか?」との質問に対して、ファイルーズさんは「主人公はみんなを引っ張る力がある力強い存在ですが、この3人が集まったときに、それぞれのいいところを尊重して、高めあっていけるのがすごいいいフレンド(友達)だなと思いました」とコメント。シリーズの垣根をこえたチームカラーについて菱川さんは「青、白、ピンク、この色合いがすごいいいなと思いました」と語り、笑顔を見せました。さらに関根さんは、「先輩プリキュアのお二人から学びました。現場でも(ファイルーズ演じる)まなつちゃんがパワフルに引っ張って下さって、現場が太陽みたいに明るくなっていました。分散収録という形だったのですが、イヤホンを通してたくさんの先輩プリキュアの声をお聞きして、思わず震えが体に走る、そんな経験をさせていただきました」とアフレコ現場の様子を振り返りました。さらに菱川さんは「3人で“デリシャスマイル〜!”ができて本当に嬉しかったです!」と感無量の様子。3人とも共通して、仲間の大切さや新しい出会いに対する喜びを語りました。
続いて、キュアプリズムチーム:テーマは「First(初めて)」。
本作で坂本真綾さんが演じる初登場キャラクターのキュアシュプリームや、キュアプリズムチームにも加わる種﨑敦美さん演じるプーカたちとの共演時のエピソードを聞かれると、
加隈さんは「私たちの世代は坂本真綾さんのファンばかりなので(笑)真綾さんがキャラクターデザイン・板岡さんのプレゼントしたキュアシュプリームの絵を後ろに飾って、見守れながら収録している姿が素敵だなと思いました」とキュアシュプリーム役を務めた坂本とのエピソードを話し、日高さんは「ちょっとしたアドリブや呼吸音なども“プーカ”で表現されていて、本当に細かいところまで魅力がたっぷりです!」と種﨑さんが演じたプーカのかわいらしさについて話しました。さらに「トロプリは元気いっぱいなキャラが多いのですが、その中でもキュアラメールはすごいパワフルで、みんなを巻き込んでいく感じがいつものローラで安心しました」(日高さん)、「元気いっぱいのトロプリチームに影響されて、ましろの見たことがない表情や新たな一面を見ることができたと思います」(加隈さん)と初共演を振り返りました。
続いて、キュアウィングチーム:テーマは「Fever(熱)」
「本作はこれまでの全プリキュア78人が一堂に会するという記念すべき作品になりますが、一番”熱”を感じた瞬間はどこですか?」との質問に対して村瀬さんは「これは一個しかないですよね、チーム満場一致でキュアマジェスティ!」と、本日初めて舞台上で名乗りを披露した古賀さんに話を振ると、舞台裏でキュアマジェスティと対面した時、思わず感激の涙を流したという古賀さんは「初めてお会いして、一緒にいられることが嬉しくなっちゃって。今日テレビ放送で初めて変身して、さらに皆さんにこうやって披露させていただくことができて本当に嬉しくて、これがまさに“熱”です!」と感極まる様子で回答。「皆さん今日のテレビ放送も見てきてくれましたか??」(古賀さん)と呼びかけると会場からは溢れんばかりの歓声に包まれました。
「エルちゃんは本当に可愛いから、皆さんもメロメロになって欲しいと思います。」(嶋村さん)、「5年ぶりのオールスターズに関わることができて、これがオールスターズの激アツのシーンだなと思うところがある。プリキュアは何人になろうとも、それぞれのキャラが引き立つものになっているのでこの後の上映も楽しみにしていただければと思います。」(本泉さん)と4人とも20周年という記念すべき作品に参加した喜びを興奮交じりに話した。
最後は、キュアバタフライチーム:テーマは「Fun(ファン)=楽しい」
「本作は不思議な世界での冒険や新たな出会い、仲間との絆などたくさん楽しめることがあり、復活したミラクルライトと一緒に映画を楽しむことも出来ます。これから本作をご覧になる皆さまに楽しんで欲しい部分はどこですか?」との質問に対して、それぞれお答えいただきました。
七瀬さんは「ミラクルライトを振っていただけたら嬉しい。会場の一体感を楽しんでいただけたら嬉しいです。」
三森は「78人もいるけど個性豊かで、キャラクターデザインも可愛く、新しい推しプリキュアを見つけてくれたら嬉しいです。」
小原さんは「ここ数年は静かに見なくてはいけなかったのが、数年ぶりに映画を見ながらミラクルライトを振って一緒に楽しむということが共有できて嬉しいなって思います。」
藤田さんは「頑張れ〜!という応援の声が活力になっていました。キュアバタフライチームは個性強めなので、ぜひ何回も観に行って感想呟いてください!」と数年ぶりに復活したミラクルライトへの思い、さらに作品を楽しみに待つファンへ向けて楽しみ方をお話しいただきました。
締めの挨拶に、関根さんは「こうして皆さんにお会いできたのが幸せだと思っております。ぜひ楽しんでください!宜しくお願いいたします。」と、作品が完成したことへの喜びと会場だけでなく公開を待ちわびるファンに向けてスカイらしく元気よくメッセージを送った。最後に行われたフォトセッションでは、本日の来場者全員に配られた《復活!ミラクルライト》を点灯させて、キャストとプリキュアを光が包み会場がひとつに。撮影が終わると13人のキャストとプリキュアが満員の客席の声援に応えながら、退場し、盛大な拍手の中、イベントは20周年という節目にふさわしい大盛り上がりで幕を閉じました。